ニキビの薬が効かない使い方とは?最強の処方薬について

考え中 スキンケア
  1. 市販のニキビ薬が効かない理由
    1. 市販と違い、ニキビの外用薬だけでなく内服薬も処方されるので効く
    2. 市販のニキビ薬には使えない医療用医薬品を使えるから効く
    3. 処方薬の方が市販薬より有効成分が多いのでニキビが早く治る
    4. 処方薬は市販薬みたいに余計な成分が入っていない
    5. 市販薬は安全性が高くニキビへの効果が低い
    6. 処方薬は市販薬とは違い患者の肌に合っているのでニキビに効く
    7. 処方薬は市販薬よりもニキビに効きやすいし安い場合が多い
    8. 処方薬は市販と違って使い方の説明を受けるので使い方を間違いにくい
  2. ニキビが治らない原因や正しい治し方
    1. ニキビが治らない原因1:潰してしまう
    2. ニキビが治らない原因2:刺激の強い洗顔
    3. ニキビが治らない原因3:乳液を使わない
    4. ニキビが治らない原因4:放置してしまう
    5. 正しいニキビの治し方1:早いうちに皮膚科を受診する
    6. 正しいニキビの治し方2:刺激の少ないスキンケア
    7. 正しいニキビの治し方3:正しい生活習慣
    8. 正しいニキビの治し方4:ビタミンCサプリを飲む
  3. 市販薬が効かないような重症ニキビの薬
    1. ニキビ治療薬ガイドライン
    2. イソトレチノイン(ロアキュタン)(内服薬)
    3. スピロノラクトン(内服薬)
    4. アダパレン(外用薬)
    5. 過酸化ベンゾイル(外用薬)
    6. クリンダマイシン(外用薬)
    7. ナジフロキサシン(外用薬)
    8. ミノサイクリン(内服薬)
  4. ニキビ薬が効かない場合のまとめ

市販のニキビ薬が効かない理由

考え中

 

市販と違い、ニキビの外用薬だけでなく内服薬も処方されるので効く

ドラッグストアとかで買えるニキビの市販薬が効かないのがなぜだかわかりますか?

市販薬には効果が強い成分を使えないからです。

効果の弱い成分しか配合できないので、どんな市販薬を一生懸命使っても、どんなに長い間使ってもニキビは治りません。

 

じゃあ、どこに強い成分の薬があるのか?

 

皮膚科から処方される薬か、海外で自分で強い薬を見つけてくるしかありません。

 

皮膚科で処方される薬って、普通は塗り薬なんですが、重度のニキビには内服薬が処方されるんですよ。

ニキビの内服薬なんてドラッグストアには売ってませんから、皮膚科に行かないと、ヘタすると一生治りませんよね。

 

こんな感じで皮膚科で処方される薬は市販薬と違って、医者が診断してくれるし、薬の種類も多いので効くんです。

 

市販のニキビ薬には使えない医療用医薬品を使えるから効く

世の中の薬は大きく二種類に分ける事ができます。

 

  • 医療用医薬品…医師の診断をもとに処方される薬
  • 一般用医薬品(OTC)…薬局や薬店で直接購入できる薬

 

医療用医薬品は、その一人一人の体質や症状に合わせて種類や量が決められてるのでピンポイントで効果があるので、効きやすいんですね。

 

一般用医薬品は沢山の人の体質、どんな人にも安全なように作られているので、安全第一効果は二番という事で効果はかなり抑えられています。

なので自然と軽症の人にしか効かないものしかありません。

重症の人に効くものはないんです。

 

医療用医薬品と一般用医薬品、どちらが効くかは明らかですよね。

 

ニキビは医療用医薬品が手に入る皮膚科に行って処方してもらいましょう。

 

処方薬の方が市販薬より有効成分が多いのでニキビが早く治る

市販薬が効かないのは、ニキビに効く有効成分の量が単純に少ないからです。

これはどんな成分についてもいえるのですが、効果のあるものは必ずと言っていいほど副作用があります。

例えばビタミンC

お肌にとってとても良い成分で、コラーゲンなどの生成を促進したりもしてくれるのですが、腹痛を起こしやすいといった副作用があります。

 

医薬品を作るメーカーとしては、効果があっても副作用があるといけませんので、有効成分を減らして誰にも副作用がないように作る傾向があります。

 

つまり、薬局やドラッグストアなどで大衆向けに販売されている市販のニキビ薬は誰が使っても副作用が発生しないように有効成分を極限まで減らして作られているからニキビに効かない

 

皮膚科の処方薬は一人一人診察して副作用がなく最大まで有効成分を増やせる量を計算できるので、しっかりとニキビが治るんですね。

 

処方薬は市販薬みたいに余計な成分が入っていない

処方薬や市販薬の成分表を見比べてみたことはありますか?

 

処方薬の成分は通常1種類。

多くても2-3種類。

 

市販薬の成分は少なくとも10種類以上入っています。

 

この違いは何なのでしょうか?

 

市販薬は多くの人に使ってもらえるようにその使い心地まで考えられて作られています。

ベタベタヌルヌルするよりもサラサラの方が好まれますし、塗ると変なにおいがするよりも良い臭いがする方が大衆向けですよね。

他にも長い間保管しても変質しないようにしなければなりませんので、保存料なども入っています。

 

こんな感じで有効成分とは関係のない成分をどんどん増やす事で余計な成分が増えてしまい、結果として効果も弱くなってしまうし、値段も高くなってしまうのです。

 

市販薬は安全性が高くニキビへの効果が低い

市販薬は安全性が高くニキビへの効果が低いというのは一般的な話です。

最近では市販薬でも安全性が高く、効果もしっかりあるという薬も増えているようです。

こういった薬は『スイッチOTC』という名前で分類されていて、一般のドラッグストアでも買えるようになってます。

 

スイッチOTCという薬は、もともとは医療用医薬品だったものです。

多くの患者に処方してみて、副作用の報告が少なく、安全性が高いと認められたものだけスイッチOTCとして医師の処方なしに直接購入する事ができます。

 

ドラッグストアで店員さんにスイッチOTCのニキビ薬を尋ねてみるのもいいかもしれませんね。

 

ただし、スイッチOTCといえど、間違えた使い方をすると危険なので、しっかりと使い方の説明を受けてから購入しましょう。

 

処方薬は市販薬とは違い患者の肌に合っているのでニキビに効く

処方薬が市販薬よりもニキビに効きやすい理由は患者それぞれの肌に合った処方をしているからです。

 

『この患者の肌は健康なので、このくらいの効果のある薬を処方できる』

 

と、患者の肌を見てから処方するので安全ですし、効果的な薬をもらう事ができます。

 

例えば乾燥肌の人には健康肌の人と同じ処方の薬では効きがあまりよくなかったりもします。

もし、乾燥肌の人の場合には通常の処方に加えて保湿剤も処方されます。

通常の薬と保湿剤を両方処方される事で、肌の生成に必要な肌の潤いも確保することができます。

このような処方は、よほどの知識がない限りは自分で薬局で効果的な薬を選ぶことができません。

 

このように皮膚科の商法薬は市販の薬とは違い、患者の肌にあったものを処方されるので、より効果が高いのです。

 

処方薬は市販薬よりもニキビに効きやすいし安い場合が多い

皮膚科で一般的なニキビ治療で処方される薬は保険適用なので、通常数百円くらいです。

ドラッグストアで販売されている市販薬も一般的な物は1,000円以下で購入する事ができます。

ですので、処方薬は市販薬よりも安い場合もありますが、結論としては

 

処方薬も市販薬も値段的にはあまりかわらない

 

値段は処方薬も市販薬もほとんど変わりませんが、効果は数倍変わってきます。

どちらを選びますか?

普通は処方薬を選ぶはずですが、人によっては近くに皮膚科がない場合や時間がない場合もあります。

近くにあったとしても土日が休みだとなかなかいけませんよね。

ただ、料金的にはあまり変わらない事を覚えておいて損はありませんので、通える範囲の皮膚科の診療時間をチェックしておいた方がいいですよ。

 

処方薬は市販と違って使い方の説明を受けるので使い方を間違いにくい

市販薬の使い方の説明書って、ちゃんと見ますか?

特に今まで一度でも使った事のある薬だったら全く見ずに捨ててしまうのではないでしょうか?

 

市販薬の使い方の説明書って難しく書いている割に、大したことは書いていないような気がします。

 

なので説明書を見ずに使っている人はとても多いのですが、それによって大きな問題が発生するといった事はあまりありませんが、せっかくの効果を全て引き出せずにもったいない事もあるようです。

 

例えば使う順番です。

 

化粧水と薬とどっちを先に使えばいいか説明書には説明されてあるのに、見ていないばかりに、わからない事があります。

正解は先に化粧水を使ってから薬を塗ります。

この順番を間違えてしまうと副作用の問題はありませんが、せっかくの効果が半減してしまう場合があるので注意が必要です。

 

ニキビが治らない原因や正しい治し方

注意事項

 

ニキビが治らない原因1:潰してしまう

潰しちゃいけないって知ってるのに、潰しちゃう。

それがニキビです。

ニキビを潰しちゃうと中の皮脂が出て、いつもよりも早く治るかもしれません。

問題は潰す方法なんです。

自分の爪で潰してしまうと、皮膚を傷つけてしまう場合もありますし、間違いなく爪に付いた細菌が破れた部分から入り込んでしまいます。

細菌が入り込むと、さらに炎症がひどくなり、ニキビが治っても大きなニキビ跡が残ってしまう可能性が高くなってしまいます。

でも、痒くなったりして、ニキビの場所がどうしても気になってしまいますよね?

 

そんな時には皮膚科を検討してみましょう。

 

皮膚科はニキビを潰したくならないような薬を処方してくれるところもありますよ。

このように皮膚科って総合的にニキビを治す方法を一緒に考えてくれるところなんです。

 

ニキビが治らない原因2:刺激の強い洗顔

ニキビって肌の脂や汚れや細菌があるから、どんどんできてしまいますね。

なので汚れとか皮脂とかを洗顔でしっかりと落とすことがニキビを治す方法だと考えます。

これは間違いではありません。

間違いではありませんが、方法を間違っている人が多い事は間違いありません。

ニキビをひどくする原因の大部分は洗顔方法の間違いであることがわかっています。

 

顔を強めの洗顔料を使って、汚れを落としやすい高温のお湯で洗うと汚れはしっかりと落とすことができますが、同時に肌に必要な皮脂も全て流してしまいます。

皮脂がながれてしまうと肌が乾燥してしまいます。

ニキビを治す重要な肌の機能にターンオーバーがありますが、肌が乾燥すると正常なターンオーバーができなくなるので治りが悪くなって余計ひどくなるかもしれません。

くれぐれも洗顔の際にはゴシゴシ洗いはダメだという事を覚えておいてください。

 

ニキビが治らない原因3:乳液を使わない

気を付けて洗顔しても、必要な皮脂の一部は流れ落ちてしまいます。

必要な皮脂が流れ落ちてしまうと肌から水分がどんどん蒸発してしまい、肌は乾燥してしまいます。

肌が乾燥するとニキビを治すためのターンオーバーが上手く働かず、ニキビがひどくなってしまう原因にもなってしまいます。

では、どうすればいいのか?

徹底した保湿です。

徹底した保湿とは、化粧水や乳液を使ったスキンケアになり、特に洗顔後のスキンケアは肌にとって一番重要だと言われています。

洗顔後は5分以内に化粧水をつけて蒸発した水分を補う必要があります。

水分を補ったら、その水分が再度蒸発しないように蓋をしなければなりません。

その蓋の役割が乳液やクリームです。

洗顔後乳液を使わないことで肌が乾燥してしまい、結果としてニキビの治りを遅くすることがあります。

 

ニキビが治らない原因4:放置してしまう

ニキビは潰してはいけません。

であればそのまま放置するのがいいのでしょうか?

 

放置するとそのまま治ってしまう場合もありますが、アクネ菌がさらに増殖してしまい、余計にひどくなってしまう事もありますので、あまりおすすめはできません。

 

潰してもダメ放置してもダメ。

一番いいのは積極的に治していくのが一番効果的です。

ここで、自分だけで色々治療法を考えて市販薬を購入して自分で治すのはかなり難しいですね。

なぜなら市販で販売されている薬はほとんど効き目のない薬だからです。

効き目のない薬をいくら塗ってもニキビは治りませんし、塗るたびに肌を刺激して、余計な炎症などを引き起こしてしまう事もあります。

一番効果的なのは相談もできて、効果的な薬も商法してくれる皮膚科を受診する事です。

 

正しいニキビの治し方1:早いうちに皮膚科を受診する

意外と知らない人がいるのですが、皮膚科でニキビ治療してもらうのは保険が適用されます。

なので皮膚科で処方される薬は、保険で数百円という料金で入手することができます。

 

ニキビ治療で皮膚科を受診するメリットは即効性と安心感です。

皮膚科には沢山のニキビ患者のデータが蓄積されており、どのようなニキビにはどの薬が一番効くのかといった処方もできます。

また、一人一人の肌を診察するので、合う薬だけを処方して、合わない薬を出さないという事なので安心。

何といっても自分で色々試行錯誤して市販薬を選ぶという事をせずに、医者が勧めてくれる薬をそのまま使えばいいので楽です。

皮膚科で処方される薬は市販薬よりも効き目が強い事が大きなメリットです。

 

正しいニキビの治し方2:刺激の少ないスキンケア

どんなに皮膚科で効果的なお薬を処方していただいても間違ったスキンケアをしていると、なかなかニキビはなおりません。

正しいスキンケアは自分でできる事なので、しっかり覚えて毎日継続しましょう。

正しいスキンケアの一番の基本は洗顔です。

  • 泡で洗える洗顔料
  • お湯の温度は38℃に設定
  • タオルは叩くように水分を吸収させる

この3点がポイントです。

洗顔料はスクラブが入っているものは絶対NGです。

肌に刺激を与えない泡で洗えるものが一番。

洗顔料を洗い流す洗顔料は38℃でこれ以上温度を高くすると必要な皮脂まで流してしまうので、熱くないように注意しておきましょう。

最後に拭くときもゴシゴシと擦らずに、ポンポンと叩くように拭き取るのがポイントです。

 

正しいニキビの治し方3:正しい生活習慣

生活習慣で主なものは

  • ストレス
  • 食事
  • 睡眠

ストレスが主に影響するのはホルモンバランスです。

ストレスがたまるとニキビができやすくなるのは、女性ホルモンの分泌が減り、一時的に皮脂が増えてしまうことが原因です。

食事は野菜も肉も偏りなく食べるのが大切です。

NGなのはファストフードで、肌にとても大切なビタミンとミネラルがほとんど含まれていないから。

そして、意外とかなり重要なのが睡眠。

ニキビができた肌が治るのは夜です。

夜の成長ホルモンが分泌されている時間帯に肌の新陳代謝が行われ、ニキビを修復してくれます。

寝不足が続くと肌の調子が悪いですし、新しいニキビもできてしまいますよね。

このように、ニキビを根本から解決するには、ストレス、食事、睡眠をもう一度見直してみましょう。

 

正しいニキビの治し方4:ビタミンCサプリを飲む

ビタミンCは美肌の栄養だと言われていますよね。

それは、ニキビ跡やシミのメラニンを分解する美白作用に優れているからだと言われています。

 

しかし、ニキビには効かないのでは?

 

こういった疑問を持っている人がいます。

実はビタミンCはニキビ自体にも大きな予防作用があることが知られています。

ニキビの大きな原因はストレスであることは広く知られていますが、身体の中でストレスを解消するのが、実はビタミンCという事がわかっています。

人間はストレスに抗うホルモンを分泌して回避しようと動きます。そしてそのホルモンが分泌される臓器は“副腎”であり、その副腎にビタミンC濃度が高いことがわかっています。

引用元:テティス横浜美容外科

ビタミンCが少ないと、ストレスをもろに受けてしまいますので、ビタミンCを継続して摂って体の中で解消する事が必要です。

 

市販薬が効かないような重症ニキビの薬

処方箋

 

ニキビ治療薬ガイドライン

推奨度 推奨文
外用 CQ1 炎症性皮疹にクリンダマイシン 1%/過酸化ベンゾイル 3% 配合ゲルは有効か? A 炎症性皮疹(中等症から重症)に,クリンダマイシン 1%/過酸化ベンゾイル 3% 配合ゲルを強く推奨する.
CQ2 炎症性皮疹にアダパレン 0.1%/過酸化ベンゾイル 2.5%配合ゲルは有効か? A 炎症性皮疹(中等症から最重症)に,アダパレン 0.1%/ 過酸化ベンゾイル 2.5%配合ゲルを強く推奨する.
CQ3 炎症性皮疹にアダパレン 0.1%ゲルと外用抗菌薬の併 用は有効か? A 炎症性皮疹(軽症から重症)に,アダパレン 0.1%ゲル と外用抗菌薬の併用を強く推奨する.
CQ4 炎症性皮疹に過酸化ベンゾイル 2.5% ゲルは有効か? A 炎症性皮疹(軽症から中等症)に,過酸化ベンゾイル 2.5%ゲルを強く推奨する.
CQ5 炎症性皮疹にアダパレン 0.1%ゲルは有効か? A 炎症性皮疹(軽症から重症)に,アダパレン 0.1%ゲル を強く推奨する.
CQ6 炎症性皮疹に外用抗菌薬は有効か? A 炎症性皮疹に,外用抗菌薬(クリンダマイシン,ナジフ ロキサシン,オゼノキサシン)を強く推奨する.
CQ7 炎症性皮疹にアダパレン 0.1%/過酸化ベンゾイル 2.5%配合ゲルと内服抗菌薬の併用は有効か? A 炎症性皮疹(中等症から最重症)に,アダパレン 0.1%/ 過酸化ベンゾイル 2.5%配合ゲルと内服抗菌薬の併用 を強く推奨する.
CQ8 炎症性皮疹にアダパレン 0.1%ゲルと内服抗菌薬の併 用は有効か? A 炎症性皮疹(中等症から重症)に,アダパレン 0.1%ゲ ルと内服抗菌薬の併用を強く推奨する.
CQ9 炎症性皮疹に非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)外用は 有効か? C1 炎症性皮疹(軽症から中等症)に,イブプロフェンピコ ノールクリームを選択肢の一つとして推奨する.
CQ10 炎症性皮疹にステロイド外用は有効か? C2 炎症性皮疹に,ステロイド外用を推奨しない.
内服 CQ11 炎症性皮疹に内服抗菌薬は有効か? A ないし A*ないし B ないし C1 炎症性皮疹に,内服抗菌薬を強く推奨する.
ドキシサイクリン A 炎症性皮疹に,ドキシサイクリン内服を強く推奨する.
ミノサイクリン A* 炎症性皮疹に,ミノサイクリン内服を推奨する.
ロキシスロマイシン B 炎症性皮疹に,ロキシスロマイシン内服を推奨する.
ファロペネム B 炎症性皮疹に,ファロペネム内服を推奨する.
テトラサイクリン C1 炎症性皮疹に,テトラサイクリン内服を選択肢の一つと して推奨する.
エリスロマイシン C1 炎症性皮疹に,エリスロマイシン内服を選択肢の一つと して推奨する.
クラリスロマイシン C1 炎症性皮疹に,クラリスロマイシン内服を選択肢の一つ として推奨する.
レボフロキサシン C1 炎症性皮疹に,レボフロキサシン内服を選択肢の一つと して推奨する.
トスフロキサシン C1 炎症性皮疹に,トスフロキサシン内服を選択肢の一つと して推奨する.
シプロフロキサシン C1 炎症性皮疹に,シプロフロキサシン内服を選択肢の一つ として推奨する.
ロメフロキサシン C1 炎症性皮疹に,ロメフロキサシン内服を選択肢の一つと して推奨する.
セフロキシム アキセチル C1 炎症性皮疹に,セフロキシム アキセチル内服を選択
CQ39 痤瘡にスピロノラクトンは有効か? C2 炎症性皮疹あるいは面皰のいずれを主体とする痤瘡に も,スピロノラクトン内服を推奨しない.

引用元:尋常性痤瘡治療ガイドライン 2017

 

尋常性ざ瘡(ニキビ)治療ガイドラインは日本皮膚科学会が青少年の育成面などから優先的に治療が必要と考えられていたことから、皮膚科医に対して処方時にわかりやすいように、ニキビに効果的な薬をAからC2まで推奨度をランク付けしたものです。

つまり、このガイドラインにあり、Aランクなど推奨度が高いものは優先して処方することが勧められています。

逆に言えば、このガイドラインに掲載されていない成分は、あまり効果がないものだと思って間違いありません。

一応有名な市販のニキビ薬の成分を調べてみましたが、このガイドラインに掲載されているものは一つとしてありませんでした。

 

市販薬がニキビに効かないのはガイドラインで推奨されている成分が入っていないからです。

 

ガイドラインに掲載されている成分の薬は基本的には皮膚科で処方してもらわないと入手することができません。

 

イソトレチノイン(ロアキュタン)(内服薬)

ロアキュタン

 

イソトレチノインという内服薬は、実はガイドラインに載っていません。

 

重症ニキビの切り札 という異名があるほどの強い薬なんです。

 

切り札とされる強い効果のある薬が、なぜガイドラインにないのか?

不思議ですよね?

 

実は日本では未承認の薬だからです。

海外ではニキビ治療薬として普通に処方されている薬なのですが、日本ではまだ未承認なのでガイドラインにも載っていませんし、保険適用外の薬になります。

ですので、1か月分30錠の薬が3万円もします。

 

皮膚科で通常の薬でどうしても治らない重症ニキビの場合に、最後の切り札として出されるものです。

効果が強いので副作用も強いと言われています。

特に妊娠中の女性は絶対に服用してはいけないと言われています。

それは、胎児に大きな影響を与える副作用があるからです。

他には鬱などの症状が出る場合もあります。

こういった副作用が日本では未承認である理由なのかもしれません。

 

⇒参考記事:ニキビに効く薬を特集してみた

 

スピロノラクトン(内服薬)

スピロノラクトン

 

スピロノラクトン内服薬はガイドラインではC2に分類されています。

つまり、ニキビには推奨されていない成分です。

むくみ改善のための利尿作用がある薬として日本では認可されていますが、ニキビ治療としては認められていないので、保険適用外の自費治療となってしまう薬です。

 

ニキビに対する効果としては、男性ホルモンの働きを抑える作用があります。

生理前などホルモンバランスが崩れた時にニキビができる原因が、女性ホルモンの分泌が減り、男性ホルモン優位になり、皮脂が通常よりも分泌量が増えるのでニキビができやすくなります。

スピロノラクトンで男性ホルモンの働きを抑える事で、生理前でも男性ホルモン優位にならず、皮脂の分泌量を減らすことができるので、ニキビ改善の効果があると言われています。

 

アダパレン(外用薬)

ディフェリン

引用元:巣鴨千石皮膚科

 

アダパレンはガイドラインではAに分類されていて、大いに推奨されているニキビ薬です。

『軽症から重症まで強く推奨する』とあります。

 

アダパレンという名前は成分名で、病院から処方される時には『ディフェリン』という商品名で処方されます。

 

ニキビは毛穴が詰まることが原因なのですが、アダパレンは毛穴の詰まりを改善させる働きにより、ニキビを改善する効果があります。

ガイドラインでは重症にも強く推奨されているようですが、皮膚科では一般的にニキビの進行度合いが初期のものに対して処方される薬です。

主に白ニキビや黒ニキビの時に処方されます。

アダパレンを塗り始めてから効果が出るまでにおおよそ3か月ほどの期間がかかると言われています。

副作用は肌の乾燥などがあるようです。

 

過酸化ベンゾイル(外用薬)

ベピオゲル

引用元:巣鴨千石皮膚科

過酸化ベンゾイルはガイドラインでは推奨度Aの『強く推奨する』ニキビ薬になっています。

過酸化ベンゾイルは皮膚科で処方される際には『ベピオ』という商品名で処方されます。

 

ニキビの原因であるアクネ菌の増殖を抑えたり、ピーリング作用により毛穴の詰まりを改善しニキビの予防や改善を行います。

早い人は塗り始めから2週間ほど、遅い人でも3か月ほどでニキビ改善の効果を実感することができています。

途中で治療を止めると再発してしまう場合があるので、途中でやめないことがポイント。

 

副作用としてはヒリヒリする場合もあるようですが、1か月ほどでヒリヒリ感はなくなるようです。

塗っている間は肌のバリア機能が一時的に低下するので、夜に塗ることが推奨されます。

 

クリンダマイシン(外用薬)

クリンダマイシン

引用元:QLIFE

クリンダマイシンはガイドラインで推奨度Aのニキビ薬として強く推奨される薬になります。

マイシンと名前が付いている事からもわかりますが、抗生物質です。

 

ニキビに塗ることにより、抗生物質の殺菌作用がアクネ菌を殺菌し、ニキビを改善。

アクネ菌に対して反応するので、いわゆる中等症である赤ニキビの際に効果を発揮します。

白ニキビや黒ニキビの段階ではアクネ菌がまだ炎症を起こしていない状態なので一般的には意味がないと考えられています。

クリンダマイシンは副作用はほとんどないと考えられていますが、まれに刺激を感じる事があるようです。

少しヒリヒリするような感覚がそれですが、あまり深刻に気にする必要はないと考えられています。

 

ナジフロキサシン(外用薬)

ナジフロキサシン

引用元:巣鴨千石皮膚科

 

ナジフロキサシンは皮膚科学会のニキビガイドラインの表には載っていません。

表にはありませんが、ガイドライン本文内ではニキビ対策の治療薬として推奨されています。

商品名は『アクアチム』という名前になります。

ナジフロキサシンは語尾にシンが付いているのでわかりやすいですが、抗生物質です。

ニキビの原因であるアクネ菌の殺菌に効果的で、赤ニキビの状態で最もよく使用されます。

副作用としては肌のツッパリや刺激感などを感じる事があるようです。

また、抗生物質なので、治療が終わった後や、長く使用し続けると耐性菌が生まれ、抗生物質が効きづらくなってしまう場合もあるので、長期間の使用は推奨されていません。

その場合はすぐに皮膚科に相談して、別の処方薬を検討しなければなりません。

 

ミノサイクリン(内服薬)

ミノマイシン

引用元:水谷皮膚科

ミノサイクリンはガイドラインの表中にあり、ニキビ薬として強く推奨されるA’の内服薬です。

商品名は『ミノマイシン』という名前で処方される薬です。

強い殺菌作用で膿を伴う炎症に効果的で、抗酸化作用にも優れています。

細菌の増殖を防ぐ作用があるので、ニキビが増えるのを予防することもできます。

副作用としてはめまいや吐き気があります。

ですので、ミノマイシンを服用してしばらくは運転を止められる場合もあります。

また、下痢や軟便になる傾向もあります。

市販では購入する事はできませんので、皮膚科で処方してもらうしかありません。

短期間ですぐに効果が現れるものでもありませんので、飲み始めてからおおよそ2週間ほどで効果がわかる場合が多いようです。

 

ニキビ薬が効かない場合のまとめ

ニキビ薬が効かない場合の対処法をまとめると、

初期の段階で皮膚科へ行くべし!

ニキビは

白ニキビ⇒黒ニキビ⇒赤ニキビ⇒黄ニキビ

の順番で進行してしまいますが、みなさん赤か黄になってからやっと皮膚科を受診する人が多いようです。

でも、その時には既に手遅れで、かなり進行した後に皮膚科を受診してもニキビ跡が残ってしまう可能性が高いです。

なので、ニキビは白ニキビのうちに皮膚科を受診するのが正解です。

しかも日本ニキビ学会が推奨している成分は皮膚科で処方されている薬の中だけに含まれていて、市販のニキビ薬の中には含まれていないんです。

なので、市販のニキビ薬はあまり効かないんですね。

ニキビ治療は保険適用なので、ニキビ跡を残したくないのであれば、早めに皮膚科に行きましょう。

 

⇒関連記事:シズカゲルでニキビ跡を消す

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